くろのしろい日記

たぶんチェス中心に書いていくつもりの日記

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世界で一番難しいチェスプロブレムとは

この前、私のツイッターのタイムラインにチェスプロブレムについてのツイートが見えたので、ちょっと気になり世界一難しいチェスプロブレムを探してみました。

しかし、難しいというのは割と主観的なことなので意見が分かれるところであるようです。
なので、今回は難しいプロブレムをいくつか紹介したいと思います。

まずチェスプロブレムとは何ぞや。というところから。調べてみましたが定義が難しいですね。
大体のチェスプロブレムは実戦で生じる局面よりも無駄な駒のない芸術的な配置、手順が好まれる特定の解答条件のあるチェスのルールを使ったパズルの問題だそうです。

将棋をされる方にとっては、非実戦型詰将棋と言った方がいいかもしれませんね(例えが間違ってたらごめんなさい)。
いわゆる作品名がついてたりする特殊なヤツです。

ただしチェスプロブレムはチェックメイトを問う問題ばかりではないことに注意。
初期配置から提示された局面に至るまでの手順を求めよ~みたいなプロブレムもあります。

そして、チェックメイトを問う問題でも連続チェック(連続王手)の必要はありません。
その場合、単に最も早くチェックメイトできる手段を探しましょうということになります。

そろそろ紹介に入りましょう。

まずはプロブレム好きにとっては知らない人はいないだろうと言うような作品から。



白からです。ポール・モーフィーさんという1860年前後の事実上のチェス世界チャンピオンの作品。
ちなみに当時は持ち時間制度がなかったため、国際チェス連盟はチャンピオンとして公認していません。

とあるチェスサイトの物販に、このプロブレムがプリントされたTシャツがあり「へ~」と思った記憶があります。
分かりましたでしょうか?白先2手メイト(将棋的なカウントでは3手詰め)です。
私は解けませんでした。







<答え>


ルークただ捨てが正解。とてもシンプルな手順。
答えを知ってれば簡単なんだがな~と思わせる問題でした。そこがイイ!という意見も多数聞きます。




次、どなたの作品かは知りませんが、これもプロブレム界ではよく見る問題です。



見るからに難しそうですね。
白先8手メイト(将棋的なカウントでは15手詰め)です。
私は解けませんでした。







<答え>


強制手で黒はポーンを動かさざるを得なくなりキングの逃げ場所がついになくなってしまったという作品でした。
こっちの問題は答え聞いても「え?もう一回お願い」と言ってしまいそうな難解なものですね。

次、この解き方と似たような問題を出しておきましょう。



大昔に私が見たことがある超うろ覚えのプロブレムです。多少違うかもしれません。
その私が超昔に見た奴は、まだ今のチェスのルールが固まる前に作られたと書いてありましたね。

つまりおそらく600年以上前のプロブレムだと思っていいと思います。
白先5手メイト(将棋的なカウントで9手詰め)です。

追記部分に答えと、世界一長いかもしれないプロブレム載せときます。
下に「続きを読む」のリンクがある方はそれをクリック!
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[ 2017/03/17 22:19 ] その他のチェス | TB(0) | CM(0)

人間対コンピュータの歴史

最近新しくMMDドラマの動画とかゆっくり解説の動画アップロードしました。
今回はゆっくり解説動画の詳しい紹介をここでしておきたいと思います。

将棋の方で、プロとコンピュータが戦う叡王戦電王戦が最後らしいということも聞きましたし、ここらあたりでさらっと機械、つまりコンピュータが頭脳競技、マインドスポーツ、ボードゲームでどのような結果をいつ残してきたかというおさらいを私がしたかったので作りました。

このブログでも人気のある記事はチェス界に関するお金とコンピュータの記事です。
きっと皆さんも気になることだろうとも思うので、もしよさそうだと思っていただいたらSNSなどで拡散してくれると嬉しいです。

動画の内容は、「バックギャモン」「チェッカー(ドラフツ)」「オセロ」「チェス」「将棋」「囲碁」の6つの競技についての人間とコンピュータ頂上決戦をまとめました。

つまり主に世界チャンピオンが戦ったものについて扱っています。

YouTube 【頭脳競技における機械vs人間の歴史



ニコニコ動画 (コメント付きで見たい方はこちら)






ここからは余談です。
今まで生放送配信は色んな所でやっていたものの、動画活動はニコニコだけでやってましたが、このたび YouTube にも手を伸ばすことにしました。

なぜかというと、自分の動画をエゴサーチしたところ、自分が昔作成してうpした割と黒歴史に近い動画がたくさんYouTubeに転載されていて、中には数万再生という本家より伸びとるがなという状態になり、どうせ転載されるんなら自分でアップロードしますさといった次第です。

ニコニコにはアカウントフォローしてくれている方が何百人もいるので、なんとか見てくれそうな方も多いのですが、YouTubeは2回ライブ配信したくらいの活動しかないのでチャンネル登録者がほとんどいません!

というかチャンネルって何?状態です!
2年前にちょっと作ってほったらかしにしてたから皆忘れました/(^o^)\
ほぼ一から出直しみたいな感じになってるのでお優しい方、応援をお願いします。
ちゃんねるくろ

アメリカ大統領候補者のチェスファンに向けたメッセージ

今日はアメリカ大統領選ということで、この記事を書いているときはもうドナルド・トランプ氏がほぼ大統領に確定しました。

そんな中、数日前におなじみchess.comのスタッフさんの記事で大統領候補者にインタビューしたよ~という8月の記事を目にしたので、それの話題で一つ記事を書いてみようかなと思いました。

この記事です【Chess.com Interviews Trump, Clinton, Johnson, Stein

この記事では4つの質問を、ドナルド・トランプ氏、ヒラリー・クリントン氏、ゲーリー・ジョンソン氏、ジル・スタイン氏の4人の候補者に同じチェスになぞらえた質問をするというものでした。

質問は、
1.あなたのチェスレーティングは?
2.あなたのチェス的戦略はどのように選挙に影響を与えた?
3.お気に入りの序盤定跡は?
4.どんなメッセージをアメリカチェスプレーヤーと有権者に送りたい?

というものっぽいですね。(訳間違いあったらごめん)

トランプ氏はチェスは君より強いよ的な宣言から始まり、最初の「I’m a pawn guy, mostly.」はどう訳すべきか分からないですが私はキングだがポーンが好きだ。はっきり言うと私がキングでアメリカ人たちがポーンだとのこと。
そして最後に、私はベストな手を持ってるんだよ~という〆っぽかったですね。


クリントンさんは対照的に、強さなんてよう分からんから始まり、私はクイーンなんだ!めっちゃパワフルだぜ!でもクイーンだけじゃできないこともあるから他の駒の助けがほしいんだ!そして君らは私を助けられる的な感じですかね。
好きな序盤定跡はどうやらツーナイツディフェンスの 1. e4 e5 2. Nf3 Nc6 3. Bc4 Nf6 4. Ng5 d5 5. exd5 Nxd5?! 6. Nxf7 Kxf7 といういわゆるナイトをサクリファイスして攻めまくる超攻撃型の定跡っぽい。



まあ、なんだ。英語分からんから詳しく書けないwww
今日はここまで。

[タグ] チェス 大統領選
[ 2016/11/09 19:08 ] その他のチェス | TB(0) | CM(0)

アンダープロモーションのすすめ

チェスプレーヤーなら誰もは一度はいつでもできるように準備しようとしたことがあるのではなかろうかという激レアな超必殺技「アンダープロモーション」というのがあります。

特に中二病諸君に人気のあるチェス必殺技と言えばエクスチェンジサクリファイスに並ぶ有名どころがそれであろうと思われます。

しかし!

レアすぎて中々お目にかかれない上に、実践でできる状態になっても中々気づけない!
ということで本日はアンダープロモーション実践譜をいくつか紹介したいと思います。

こういう場面でアンダープロモーションすればいいんだというですね。
あとはみなさん自力で頑張ってください。

最初の話として、chessgames.comという私がいつもお世話になっているサイトには、マスタークラスの棋譜が数百万収集されているわけですが、その中でのプロモーションの内訳が、
クイーン96.9%、ナイト1.8%、ルーク1.1%、ビショップ0.2%というものでした。

ここは、注目の棋譜が集められることが多いので、もしかしたら公式戦全体から見てアンダープロモーションの濃度が濃くなってるかもしれませんが100回中3回くらいはアンダープロモーションが使われているという計算です。



【ナイトを選んだ例】

まずはこの人、
2009年、ウラジミール・アコピアンvsセルゲイ・カリヤキン


世界チャンピオンへの挑戦者を決める大会へ出場するための選考大会での出来事です。
ここからたしか成績上位者が挑戦者決定トーナメントに出場可能となるもの。

さて、対局は最終71手目の白アコピアンさんが a8=N! 華麗なアンダープロモーションで勝利をつかみました。
もしこれが 71.a8=Q とクイーンにプロモーションしていたらどうなっていたでしょうか?

黒はクイーンでb2のポーンを取った後永久チェックで引き分けに持ち込むことが可能です。

次、
【ルークを選んだ例】



これは分かりやすいんじゃないでしょうか?
クイーンを選ぶと即座にクイーンの押し売りでステイルメイトです。


【ビショップを選んだ場合】



61.a8=B!! というすごい手が出ました。初めて見たときはよく分からなかったのですが、これはクイーンorルークだと黒クイーンを f7 に捨てれば強制手で取らなければならずその盤面はステイルメイトになってたりします。
ナイトにプロモーションした場合はちょっとややこしいのですが、ナイトのみが残る形になりやはり引き分けのようです。


参考になったでしょうか?
やはり引き分け逃れに使うことが多いようです。

その他にもこういう引き分けを狙うためのアンダープロモーションも存在します。

【引き分けるためのアンダープロモーション】



超難しいですがキング+ナイトvsキング+ルークは最善手で引き分けです。
もし、プロモーションの段階でクイーンを選んだ場合はルークにより1手でチェックメイトです。

こういう使い方もあるということですね。

アンダープロモーションは引き分けルールと密接な関係があるようです。引き分けルールの理解がアンダープロモーション手順発見の手がかりになるやもしれません。

チェスや将棋、囲碁などに運要素は存在するか

時間が過ぎるのは早いものでもう結構前になるかもしれませんがこういう言葉がアニメ界の名言的なものにありました。

チェスなんてただのマルバツゲーム」

ノーゲーム・ノーライフという作品に出てきたセリフです。
完全情報ゲームなんだから必勝手順、必勝法は存在する。○×ゲーム(3目並べゲーム)と似たようなもんだという意味だと思います。

さて、本日はそれに関係するのかしないのかな完全情報ゲームに置ける要素の話題にしましょうかね。

とりあえずとは何か調べました。
とは、その人の意思や努力ではどうしようもない巡り合わせを指す。

チェス界では古くは1920年代の世界チャンピオンのカパブランカがこのような感じの言葉を残していると聞きました。
カパブランカ「強者とは常に幸である

キューバの公用語って何語なのか知らないんですがたぶん現地語での言葉だと思うのでニュアンスが変わってるかもしれないです。
そしてチェス界における、こいつはが良かったんじゃねえの?と言われている出来事に1935年のマックス・エイベvsアレクサンドル・アレヒンの世界選手権(世界チャンピオン決定戦)があります。

詳細を説明すると、下馬評では格が結構下だと思われていた挑戦者マックス・エイベさんだったのですが、超真面目人間だったエイベさんと対比するかのように超不真面目人間だったチャンピオンのアレヒンさんは対局のたぶん前日、豪遊してべろべろに酔っぱらって外で寝てるところを対局当日に連行されて二日酔いとかで体調がボロボロのときに対局したそうな。
もちろんそんな状態で勝てたわけもなくあっさり格下相手に失冠するという事態になったそうです。

いや、アレヒンさんバカだろwwwと思う人もいるかもしれませんがエイベさん視点だとどうでしょう?
盤外のこととはいえ幸と言えるかもしれません。

ちなみにアレヒンさんはその後禁酒して世界チャンピオンに復帰しました。

さっきまでは盤外の幸運の話。では盤内の幸運はあるのでしょうか?
かつて女性最強であり、男女ひっくるめた世界ランク最高8位を記録したユディット・ポルガーさんはこう言ったそうです。
チェスは30%くらいが心理戦。機械にはこれが通用しない。」

チェスをやっている身としては分かります。
心が折れたらどんなにコンピュータ判断の形成がイコールだったとしてもそれを知るすべがないため投了してしまうことはよくあります。

完全情報ゲームだったとしても局面を正しく判断できるスキルや心理状態がないと、それはたちまち不完全情報ゲームへと早変わりしてしまうというわけです。
あのチェスコンピュータディープブルーと戦ったガルリ・カスパロフさんも、1997年の第2局に劣勢ながらよくよく考えれば引き分けに出来た対局を対戦相手のディープブルーが自信満々に指しているように感じたため心が折れて投了してしまいました。
ディープブルーに取ってこれは幸運?

そして、これは機械に起こりえないと思われがちですがこういうのはどうでしょう?
2005年の出来事です。【Pablo Lafuente vs Shredder (Computer)

Shredderとは超強豪チェスエンジンです。つまりコンピュータ
2005年と言えばもうそろそろ世界チャンピオンでもコンピュータ相手に引き分けならともかく勝利はきついだろうと言われていたころ。

その頃で 19...Rfd8 というとられた駒を取り返さなかった大悪手をコンピュータ側が指しました。
ハッシュテーブルエラーというエラーが起きたそうですが、これは人間側に取って幸運とは言えないだろうか?
こういったエラーは同じようなものが人間にも起こりえるとは言えないだろうかと。

仮にそういったエラーが起これば対戦相手にとっては幸運と言えるのか否か。
世界チャンプクラスと言えども大悪手、ブランダーは起こります。このブログでも2回記事書きました。
世界的なチェスプレーヤーの大悪手特集
世界的なチェスプレーヤーの大悪手特集その2

そんな中、チェスはチャンスのゲームだという意見を一度目にしたことがあるんですよね。
1960年代の米ソ冷戦、チェス界ではアメリカ人フィッシャーvsソ連チェスエリート軍団の国家の威信をかけてチェスをしていた頃、ぬるい手に見えた手を指された直後にここがチャンスと見て長考に入ったがいい手が見つからず、焦燥と絶望から倒れた選手がいたことはよく聞きます。

チャンスがあるゲームということは運要素があるってことなのでは?
という当然の発想ですね。

将棋プログラムPonanzaもそうだと聞いたことがあるのですが、チェスプログラムもたぶんそうで、思考段階でいつも初手から同じ手順を指していると対抗策を練られかねないというところから一部ランダム要素のようなものを取り入れてばらけさせていると聞きました。
ランダム要素があるんですよ?偶然自分の得意な戦法に当たったらそれは運が良かったと言えないですかね?

対人間でも同じです。偶然自分の得意な戦法に持って行く人と当たったならそれは運ではなかろうか?
全てを網羅できないゲームだからこそ一部分しか知らなくて、その一部分に偶然当たる。

この手のゲームに置ける運とはそんなもんかもしれない。
運の感じ方は人それぞれ。

対局前のあいさつでしばしばこういう言葉が使われます。
「Good luck!!(ご武運を!!)」

つまり勝つためには知力だけではない。二日酔いで力が出なければ意味がない上に武運も必要かもしれない。
知力、体力、時の運!

面白要素ってそこに集結するんじゃないかと思えてきた(なんだこの結論)。
 
プロフィール

chlorine

Author:chlorine


HN: chlorine(くろーりん)
略して「くろ」というHNも良く使う

チェスやバックギャモン、ポーカーが好き

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