さて、今回も
羽生善治さんについてです。
あまりこの年末年始の羽生さんについての記事を見かけないなあと思ったので今回書いてみることにしました。
羽生さんは年末年始に
Rilton Cupという大会に出場するためスウェーデンの首都ストックホルムまで足を運んでいました。
大会の期間は12月27日~1月5日です。
優勝賞金は2万スウェーデンクローナ、つまり日本円では
約30万円と聞いています。
ここでの成績が良ければ羽生さんも
インターナショナルマスターの称号獲得となれたはずだったと記憶しています。
さて、気になる成績はどうだったかというと、4勝3敗2分けの5.0ポイントだったそうです。
一見悪くない成績に見えますが相手がレーティング的に格下ばかりとなったので2266とパフォーマンスが低かったので最後のIMノーム獲得はならずとなりました(これが2400あればIMになれた?間違ってたらご指摘ください)。
各ラウンドの対戦相手のレーティングは
ラウンド1 負 2186
ラウンド2 分 2195(FM)
ラウンド3 分 2243
ラウンド4 負 2224(FM)
ラウンド5 勝 2169
ラウンド6 勝 2231
ラウンド7 負 2280(FM)
ラウンド8 勝 2218
ラウンド9 勝 2257(FM)
だそうです。
スイス式トーナメントみたいですし初戦に負けてしまったのが格下ばかりに当たった元凶でしょうね。ちなみに羽生さんのレーティングは2415みたいです。
いや~せっかく海外の大会に参加したんですから国内大会ではめったに戦えない
IMや
GMと戦ってみたかったんだろうなあと思うのでおそらく悔しかったのではないかと。
となると次回があるかもしれないですね。期待も高まります。
そして羽生さんの7ラウンドの対局と8ラウンドの対局がラウンド別ベストゲームに選ばれました!
7ラウンド負けてる方じゃないかって思う方もいるかもしれませんがいい勝負したってことですよね。いいことだと思います。
スタートのレーティング順位は27位、最終の結果順位40位(85人中)となったこの大会。是非時間があれば次もチェスの大会に参加していただきたいと思う次第です(いい結果出してくれるともっとうれしい)。
主なこの大会に関する記事(羽生さんの棋譜の簡単な解説付き、プルダウンメニューを羽生さんのとこにしてください)
Hammer takes the Rilton Cup(3ラウンドの時点での記事、羽生さんが興味深い参加者としてピックアップされている)
4-Way Tie At Rilton Cup With 3 Rounds To Go7ラウンドの羽生さんの棋譜(7ラウンドベストゲームに選ばれた棋譜)。
羽生さんは黒です。
8ラウンドの羽生さんの棋譜(8ラウンドベストゲームに選ばれた棋譜)。
羽生さんは白です。
残りの棋譜は「続きを読む...」以降。
http://chlorine5555.blog39.fc2.com/blog-entry-57.html年末年始2014年~2015年のチェスの羽生さんの戦績の話題
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